土偶オールスターにお目見え
会場は平日水曜だというのに、大変な混みよう。
土偶は人気ありますよね、子供が見ても面白いのではないかと思います。
なんといっても惹かれるのは、その造型。
ひとのようでひとにあらず、いにしえの時代の祈りの姿が形となっているところに、心が捉えられるのです。時代は移り変わっていても、子供を産み育て、幸せと繁栄を願う気持ちは現代と変わりません。
それに我々日本人の祖先によって作られたものですから、なんだか自分のルーツを辿るような思い。
今回は国宝に指定されている3点の土偶が勢揃い。その中では、「縄文のヴィーナス」がやはり美しい~。後姿の神々しさ(ウエストからヒップにかけてのライン)にクラクラです。
土偶といっても、いろんなバリエーションがあって、形も様々。ハート形土偶さん、あなたは何を表しているの?こんなのを「きもかわいい」というのでしょうか…。
縄文人のセンスに、抽象美術の極を感じることもできたひと時でした。
帰宅後は、朝刊に掲載されていたホテルオークラのシェフによるミートソースが美味しそうで、レシピに添ってコトコト煮込んで完成。カブのグリーンサラダと一緒に、久し振りのパスタメニューでした。野菜たっぷりです。
相方より「味がしっかり馴染んでいて美味しい」と好評、良かった♪