さて、ヘンデル月間

e0036980_2339509.jpg今日から10月。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…、実り豊かな季節到来です。
今月は先月に引き続き、バロック・オペラの公演が続く予定(ヘンデル作品)で嬉しいですが、それに合わせるように、『ヘンデル オペラ・セリアの世界』が出版されました。イギリスにおけるヘンデル研究の第一人者、ディーン博士(ケンブリッジ大より名誉音楽博士号を授与)によるもので、原書は40年前に書かれたものですが、今回の日本語版にあたり改定と書き直しを行なったとのこと。これまでの研究の成果も盛り込まれています。楽譜や図版、舞台写真も豊富。時代背景から台本作者、オペラ作品の具体的解説、歌手、オーケストレーション、現代における上演(ここに一番興味あり)、もちろんヘンデルその人についてと、幅広い構成。これから読むのが楽しみです。
私のオペラのお気に入りはコミカルな味の、いわゆる「反英雄オペラ」と言われるもの~「アグリッピーナ」「セルセ」。一番好きな作品はマスク(仮面劇と言われるイギリス伝統のジャンル)になるのですが、英語で歌われる牧歌劇的な「エーシスとガラテア」、アルカディアを描くとしたら、まさにこのような音楽になるのではないでしょうか。幸福感に満ちあふれた音楽。
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by marupuri23 | 2005-10-01 23:35 | early music | Comments(0)