天上の声~キールによるスターバト・マーテル

e0036980_23344493.jpgまるで天上から振ってくるような天使の声…。

マリア・クリスティーナ・キールの歌声は、間違いなく、私にとって最も美しい声の一つ。
今月でお別れとなるカザルスホールでの公演、ボッケリーニ《悲しみの聖母(スターバト・マーテル)》での歌唱は、清廉な透明感に溢れ、聖母マリアの悲しみと共感をあますどころなく表現し、こちらを浄化させてくれるほどの神々しさに満ちていました。
素晴らしいの一言。

(ボッケリーニの弦楽五重奏曲については、聴くのが初めて。玄人向きの渋い曲ですね、チェロが表に出てくる部分が多いためか、憂いを帯びた情念を感じます。曲想の複雑さもあり、上手く表現するのが、難しい曲ではないでしょうか)
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by marupuri23 | 2010-03-10 23:03 | early music | Comments(0)