METライブビューイング アンコール上映《アルミーダ》

今週日曜、同僚が所属しているピアノサークルの練習会へ。
人前で弾く度胸を着けるためでしたが、発表会形式ではなく、参加人数は5人程度だったので、すごくリラックスして弾けてしまいました…。
ブラームスとショパンを弾きましたが、グランドピアノだと、やっぱり気持ちいいですね。
今回は偶然にもショパン弾きの方が多く、良い刺激になりました。
******************************
e0036980_2344508.jpg
夜にはMETライブビューイングのアンコール上映《アルミーダ》へ。
…ここのところ、ライブビューイングや歌舞伎鑑賞のため、一週間に一度は銀座へ通っている計算に。

このオペラの目玉は、フレミングが魔女アルミーダを歌うこと。
フレミングがロッシーニを歌うことについては、歌唱スタイルからいっても違和感があるのは予想されることでしたが、存在感は際立っており、妖艶で魅力的な魔女を演じていました。
一途に恋するひたむきさがある一方、魔術で人を幻惑させ、復讐に燃えるという、「聖女と魔女」の二面性をいかに表現するかが求められる難役。
愛と復讐の間で揺れ動くさまの感情表現には深みがあり、音楽、台本とも納得できるものでした。
歌唱はともかく、こんな魅力的な魔女ならば、誘惑されてもいいかも、と思えてしまうフレミングのアルミーダでした。

ロッシーニらしく、複数のテノールによる競演もみどころ。
METのロッシーニ歌い、ブラウンリーは技巧的なアリアに抜けるような高音も難なく決めて、聴き応えがありました。ロッシーニを聴いているという実感を味合わせてくれます。

3時間超の作品ですが、全く長さを感じませんでした。
オケは重い演奏に思えましたが、いいですね~ロッシーニ。
アルミーダを取り上げたオペラは多いので、聞き比べの楽しみも。

ただジマーマンによる演出は、セットの色彩感や衣装が垢抜けない印象。バレエの振り付けも、もっと洒落心に満ちた、洗練さを感じられるものにならないかと思いました。
[PR]
by marupuri23 | 2010-08-20 23:38 | opera | Comments(0)