瞳の奥の秘密

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昨日はレディースデイ、ということで映画を2本鑑賞。
「瞳の奥の秘密」は、本年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞の作品。
前評判の高さ通り、大変よかったです。
アルゼンチン・ブエノスアイレスの独特な空気感が伝わる、重厚な映像は見ごたえがありましたし、政治的な背景が絡んでいくミステリとロマンスが25年に亘って交差する、大河ドラマ的な流れも味わい深かったです。
主人公が過去と向かい合う中で、徐々に再生していく過程と、衝撃的なラストに深い余韻が残りました。
久々に大人の切ない恋愛物を観たという印象です。

アルゼンチンで思い起こされるのは、好きなマヌエル・プイグの小説と戯曲に、ピアソラのタンゴ。
秘めた情熱感と、どことなく退廃的な雰囲気。
ラテン・アメリカの文学に独特な、土俗と結びついた魔術や幻想を描く世界観は魅力的。

来月、ラテン・ビート映画祭が開催とのこと。
「フラメンコ×フラメンコ」(カルロス・サウラ監督)、「キューバ音楽の歴史」など、音楽モノにやはり惹かれます…。
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by marupuri23 | 2010-08-26 23:16 | 映画 | Comments(0)