ヘンデル「フラヴィオ」

e0036980_21392154.jpgヤーコプス指揮・アンサンブル415によるCD。これも「反英雄オペラ」に属し、テクストはヴェネツィアに由来するもの。二組のカップルが紆余曲折の末に結ばれる内容で、少々トンチンカンな王様(フラヴィオ)が出てくるところなどストーリは「セルセ」に似ています。先日聴いた「アリオダンテ」よりもコメディらしく、音楽も変化に富んでいて気に入りました。いかにもヴェネツィア・オペラらしい雰囲気が漂い、ヤーコプスによる演奏はまるで、ゴンドラで心地よい揺れを感じながら運河を行きかう感じです。それに比べるとミンコフスキの演奏は豪華客船でズンズン進む感じ、私の好みはやはりゴンドラ。
エミーリアとグイドにあてがわれた2つの素晴らしいアリアに、すっかり心を奪われてしまいました。今まで聴いたヘンデルのアリアの中でも傑作の一つに入ると思います(ディーン博士の著作にも「どのオペラにも劣らないほどの深遠な感情を描いている」と言及あり)。これは収穫♪
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by marupuri23 | 2005-10-12 22:03 | early music | Comments(0)