信仰より自己鍛錬~100分で名著 ブッダ 真理のことば

e0036980_21204851.jpgヨガの勉強で、インド哲学やヒンドゥー教、バラモン教などに触れるようになり、その流れで自然と仏教にも目が行くようになりました。
仏教はインドのブッダが創始者、その教えはチベット、中国、朝鮮をわたって日本に入ってきたことは説明するまでもありません。
そして日本は、一大「仏教国」として世界に認知されていますが、仏教が今の私たちに密接に関わっているという感覚があるでしょうか。実感するのは、冠婚葬祭時などの儀式のときぐらいでしょう。

という私もブッダの生涯、教えについては全く知りませんでしたが、この本ではブッダ本人による教え(原初仏教)について、ポイントを押さえて分かりやすく説明しています。読みやすくてコンパクト、だけど中身は濃い(しかも低価格)。この本自体が「名著」です。
一番のポイント、それは「信仰より自己鍛錬」のスタンスであるということ。神秘的な力を信じず、生きていくうえでの苦悩をあくまでも自分の問題と考え、自己改良の中に解決策を求める―

そしてアメリカでは、その教えが大きなブームとなっているそうです。仕事を終えたあと家に帰り、自分の部屋でナイトスタンドを付け、数時間瞑想するので、「ナイトスタンド・ブディスト」と呼ばれているとか。

スティーブ・ジョブズ氏は禅に傾倒していたそうですが、あの斬新な発想、いわゆる「ひらめき」を生んだのは、仏教にも通じる禅の自己鍛錬システムからかも、と思います。
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by marupuri23 | 2011-10-12 21:54 | | Comments(0)