メイド・イン・ジャパン 南部鉄器展

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展覧会のチラシを観てびっくり。
数年前から我が家で愛用しているピンクの南部鉄器カラーポット&ポット敷きが載っているではありませんか。これは観ずにはいられません。

南部鉄器400年の歴史を辿るというコンセプトで、江戸時代から現代に至るまでの様々な南部鉄器に接することができました。今まで知らなかった日本伝統工芸の美に触れ、改めてその良さを感じています。

南部鉄器は茶道の茶釜がルーツ、煎茶の流行により茶釜に注ぎ口と鉉(つる)をつけるようになったのが始まりとか。岩手県北部を治めていた藩主南部家が京都から鋳物師などを招いてつくらせ、特産品となりました。近代になると作家がこぞって海外の万国博覧会へ出品し、多数の作品が受賞しています。まさに「メイド・イン・ジャパン」代表格だったわけですね。

江戸時代のものは大きく重厚。職員技が映えて造形も凝っています。時代が進むにつれ、小型・簡素化し繊細な意匠が施されてきます。
ブルーノ・タウトが絶賛したという、昭和時代の「亀甲型鉄瓶」。小泉仁左衛門の手によるものですが、この飾り気のない素朴さ、いいです。

現代になると、様々な作家によるバリエーションに富んだ作品の数々が展示されており(灰皿やオーナメント、鍋など)、どれも個性豊かなもので、楽しませてもらいました。
中では十五代鈴木盛久 熊谷志衣子さんの鉄瓶、釜が繊細な造形で素敵でした。欲しいですね~。
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by marupuri23 | 2014-02-01 23:20 | 美術展 | Comments(0)