ハント《クローディオとイザベラ》&ミレイ《マリアナ》

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2日前のイギリス・ルネサンス歌曲リサイタルを聴いていて、想い出された絵の一つがハント《クローディオとイザベラ》。テート美術館所蔵で、2年前のラファエル前派展にて実際に観ることができたものだ。
リサイタルでも登場したリボン付きのリュートが描かれており、「おお、まさにこれだわ」(サイズは小さめに見える、服装からゴシック時代か)と。

これは、ラファエル前派ではお馴染みの、シェイクスピアの戯曲をモチーフとした作品。『尺には尺を』からだが、戯曲は唐突に終わる印象があって、舞台を観たときには最後「ポカーン」としてしまった覚えが…(こんな感想ですみません)。絵にリュートが登場するが、戯曲にもジョン・ウィルソン(リサイタルで歌われたロバート・ウィルソンの後を継いで座付き音楽家となった)による劇中音楽がある。
ジョン・ウィルソンが音楽を付けたのは、クローディオとイザベラではなくて、マリアナ。
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ミレイ《マリアナ》は、同じく2年前のラファエル前派展で。愛を捧げた婚約者に見向きもされないマリアナの雰囲気をよく伝えている。
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by marupuri23 | 2016-02-06 22:06 | その他 | Comments(1)
Commented by desire_san at 2016-03-01 22:31
こんにちは。
ハント「クローディオとイザベラ」とミレイ「マリアナ」の画像とお話を興味深く読ませていただきました。2年前にテート美術館所蔵のラファエル前派展が東京でありましたがねどちらの測品も、その時見たラファエル前派の作品とは少し雰囲気が違う作品ン感じましたが、今東京でリバプール国立美術館所蔵の「ラファエル前派展」が来ていて、この美術展をみて、ラファエル前派の絵画には幅広い多様性があることをまなびました。そのような観点でハント「クローディオとイザベラ」とミレイ「マリアナ」を見ると、やはりラファエル前派らしい作品に見えてきました。

私は今回の『ラファエル前派』展を見て、多様な作品からから印象に残った作品を選び感想と魅力について書いてみました。また全体を通して考えたラファエル前派とは何だったのかという美術史的意味についても考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。