18世紀ベルリンへ~フォルテピアノで聴くC.P.E.バッハ

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春の夜更けに、フォルテピアノのまろやかな響きが心地良いCDを。
18世紀ベルリン楽派のグラウン、ヘッセ、そしてC.P.E.バッハ。すでに対位法は過去の遺物(どころか、否定されるもの)となりつつあり、世は新しい音楽~ギャラント様式に大きな喝采を送るようになる。
ちょうどこの時期に次世代の楽器、フォルテピアノも広まっていく。フリードリヒ大王はこの新しい楽器に夢中になり、あらゆるタイプのものを手に入れようとした結果、なんと15台ものフォルテピアノがポツダム宮殿のあちこちに置かれていたそうだ(『音楽の捧げものが生まれた晩』ジェイムズ・R・ゲインズ著より)。

ジルバーマン製作モデルによるフォルテピアノ、ダンパーペダルの機能を使用して演奏されるC.P.E.バッハのアダージョは、夢うつつになりそうな、甘く柔らかい響きに包まれている。このまま眠りにつけば、優しい夢が見れそうな…。
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by marupuri23 | 2016-03-19 23:53 | early music | Comments(0)