マルコ・パルメッザーノ《聖家族と聖ヨハネ》

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 カ・レッツォーニコ(17oo年代ヴェネツィア博物館)で出会ったマルコ・パルメッザーノの《聖家族と聖ヨハネ》。聖なる幼子達のなんともいえない柔らかな質感と眼差しに魅せられる。イエスを見つめる聖ヨハネの哀愁を帯びた視線が、すべてを悟っているようで、切ないなぁと。パルメッザーノの絵はヴァチカン博物館でも印象に残っているが、それよりもさらに、空気に溶け込むような柔らかさが加わっているように思える。
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 パルメッザーノは1495年にヴェネツィアに住んでいたという記録があり、この頃はジョヴァンニ・ベッリーニの新様式が流行していた。ヴェネツィア・ルネサンスだ。このベッリーニやチーマ・ダ・コネリアーノから強い影響を受けているとのこと。この色彩の柔らかさがそうなのかな...。ウフィツィやブレラにも作品があるそうだが、パルメッザーノが日本に来たことはあるのだろうか(よく知らないイタリア・ルネサンスの画家さんなので...)。

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by marupuri23 | 2016-10-17 22:41 | イタリアへの旅  2016 | Comments(0)