イタリアのプーリア(プッリャ)州出身の方から、「都内(広尾)でプーリア料理を食べられるレストランがあるよ。現地の人にも結構評判がいい。」との情報をいただき、母と二人でアンティキサポーリへ(お互い同士で遅めの誕生日祝い)。
プーリア州といえば、世界遺産である「とんがり屋根」のアルベロベッロぐらいしか思い浮かばず(すみません)、州としては細長くて結構広いような感じだったなぁと…。そうそう、オレッキエッテ(耳たぶ型パスタ)がプーリア産と聞いていて、美味しそうと思っていたのだった。
まず驚いたのが、前菜が盛り合わせ的なものではなく、何種類も一皿ずつ出てくる!私たちが選んだコースでは5種類。ナス
のスフォルマート、カポコッロ(豚のうなじのハム)の玉ねぎピクルス添え、ブッラータ(チーズ)、等々...。ブッラータの味はモッツラレッラと似ているけれど、もっと柔らかくってトロトロ。ミルクっぽさもあまり無くてさっぱり、食感を楽しむものかな。 プリモは2種類のお薦めパスタ。残念ながらオレッキエッテではなかったけれど、美味しい。セコンドはCavallo=馬肉のグリルとサルシッチャ(ソーセージ)。馬肉はクセが全くなくて柔らかく、付け合わせのひよこ豆と相性ピッタリで満足。
一番印象的だったのが、食後酒。リモンチェッロ2種類にアマーロ。度数は20~30!で、当然私には無理。でも、このアマーロ(ハーブのリキュールで養命酒的なもの)の味が、とても気に入ってしまった。販売もしているそうで、ボトルの案内をいただいたが、とてもこの量は飲みきれまいと断念…。リキュールに合わせるお茶菓子(ではなくお酒菓子)も、さっぱりとして口直しには最適。 コストパフォーマンスも良く、HPで見るより実際の方が断然印象がいい。今度は友人を誘って来たいお店。