カルパッチョの絵画より~コンパニア・デッラ・カルツェ

 今回のヴェネツィア訪問での心残りが、スキアヴォーニ同信会館とコッレール美術館にあるカルパッチョを見れなかったこと。私はカルパッチョが好き。ラスキンが「細部におけるファン・エイク、色彩におけるティツィアーノ」と称えたのもよく分かる。
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 アカデミア美術館にある《リアルト橋における聖十字架の遺物の奇跡》も、いくら見ていても飽きない。当時のヴェネツィアの風俗が手に取るように伝わってくるが、コンパニア・デッラ・カルツェ(直訳するとタイツ・クラブ。二十歳前の若者で構成され、クラブごとにタイツが違うとのこと。塩野七見さんの著書より)と思われる、当時流行の装いをした青年たちを見るのも、また楽しい。
 この腰まで届く金髪に大胆な柄違いのタイツ!カルパッチョの描く艶やかな装いの青年は、なぜか後ろ姿が多い。彼の目の前にいる人物たちも、一人ひとりが丁寧に描き分けられていて、面白い。視線はバラバラ、彼らは一体どこを見ているのだろう?
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こちらもやっぱり後ろ姿。お尻のラインを見せるのが大事なよう(^^; スタイルがいいですね。こちらの雰囲気はエキゾチック。
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 こんな柄(レースのホーザリー)、今ちょうど流行っている気がする。ちょうど足首のあたりが、アンクレットならぬバングルのような感じのところも。

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by marupuri23 | 2016-11-20 22:55 | イタリアへの旅  2016 | Comments(0)