Dolce Vita

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 夏本番のこんな暑い季節には、南イタリアを感じさせる熱い音楽を。
 ドイツのテノール、カウフマンによるイタリア歌曲集は、ナポリ民謡からイタリアン・ポップスまでと幅の広いもので、《帰れソレントへ》《カタリィ、カタリィ》等の曲からは、誰もが思い浮かべる「これぞ、イタリア」な雰囲気を味わうことができる。
 オーケストラはシチリアのパレルモ・マッシモ劇場管弦楽団、これが思わず笑ってしまうほどのコテコテのイタリア節とでもいおうか、歌謡ショー的な劇的演奏で凄いなぁと。肩の力を抜いて、ショー鑑賞気分で楽しませてもらった。
 カウフマンは明るく抜けるような声ではないけれど、ダークな声質を生かした情熱的な歌いっぷりで、曲の盛り上げ方が上手く、嵌まっている感じ。

 収録曲では《Il Canto》が素敵だった。2003年にパヴァロッティのアルバムのために書き下ろされたもの。《タイム・トゥ・セイ・グッバイ》と雰囲気が似ていて、切なさと新たな旅立ちを併せ持っているところがいい。
 この曲の最後、Vieni,vieni via con me!のフレーズを、こんな感じで歌われたら(答えはもちろんSi!Certo!いえ、この方のファンではないのですが...)クラクラしてしまうかも…。

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by marupuri23 | 2017-07-19 22:37 | CD | Comments(0)