ハスキルによるピアノ協奏曲~モーツァルトからベートーヴェンへ
昨年は頑張って、コンサートでハーゲン・クァルテットによる後期弦楽四重奏全曲(!)を、ストイックな雰囲気の中、2夜連続で聴きました(修行のよう)。でも、内容把握ができず…。私にとってはまだまだ遠い世界でした。
と、最近ハスキルの演奏で協奏曲3番を聴いたのですが、これが素晴らしく、大変気に入りました。短調でドラマティックな情熱が感じられる作品、繰り返し聴いています。ハスキルのタッチもこの曲には合っています。オケも(ウインテルトゥール交響楽団&スウォボダ)うねりがあって素敵。
ベートーヴェンはモーツァルトの協奏曲K466を大変気に入っていたそうで、聞き比べると、この曲と雰囲気が似ているように思えます。なんとなく、モーツァルトを思わせる流麗さがあります。