J.S.バッハ~シンフォニアからカンタータの世界へ

以前古楽レクチャーで聴いた「インヴェンション解体講座」で、一番印象に残った曲の解説が、《シンフォニア15番》BWV801。この曲集の一番最後です。
カンタータ136番《神よ、願わくばわれを探りて》の5曲目のアリアとの類比を指摘されていました。カンタータの内容は、罪の穢れが大いなる血潮(キリストのもの)で清められるといったもので、その血潮の流れが16分音符から32分音符の下降形で示されているのですが、そのモチーフがそのままシンフォニア15番にも見てとれることに驚きました。ドラマチックでまさに血潮が流れ出ているような描写、教育目的の曲集とはいえ、内容的にはもう何かしらの特定された言葉や概念に近づいているのです。十字架の形が見え隠れしたり、そんな曲だったとは、ただただ唖然。

目から鱗です…。なので、今、練習中。
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by marupuri23 | 2006-10-16 23:57 | piano | Comments(0)