悲劇のカタルシス

e0036980_13403544.jpg文楽大夫の竹本住大夫さん、三味線の野澤錦糸さんによるCD,最新版の『心中天網島』に野澤さんのお名前をいただきました。父の友人の紹介で無理を言っていただいてしまったのですが、御両人のファンにとっては嬉しさ一杯。ありがとうございました。

今、お二人による『摂州合邦辻』が上演中で、私も先週鑑賞。今回は、住大夫さんでも体力的にかなり難しいものではないかとのことでしたが、最後まで気迫に満ちた語りで、人間の情を炙り出し圧倒的でした。三味線はこの義太夫節と一体化して、語りを盛り立てていくのですが、錦糸さんも激しい音色で、悲痛な場面をドラマティックに彩ります。

この文楽も、悲劇のカタルシスを強く感じることができます。オペラもそうですが、国は違えど根っこは共通するものがたくさんありますね…。
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by marupuri23 | 2007-02-21 13:38 | 日本伝統芸能 | Comments(0)