夜桜にヴィヴァルディ

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千鳥ヶ淵のボートからの夜桜、淡い桜色が夜霧のように浮かび上がって、とても幻想的な風景でした。ひと時、夢幻の世界に。
その時にBGMとして私の耳に蘇って聴こえてきたのが、ヴィヴァルディのモテット「地上に真の平安はなく」のアリア。イエスの愛の中に真の平安が存在するという内容で、暖かい大らかな愛に包まれているような優しい曲。最近聴いて印象に残っていたのです。

e0036980_23295956.jpgその曲が収録されている《amor sacro(聖なる愛)》と題されたヴェニス・バロック・オーケストラ&シモーネ・ケルメスによるCD。ヴィヴァルディのモテット集。一昨年、この組み合わせで来日公演の際、私の目と鼻の先がケルメスさん、超絶技巧アリアを艶っぽさ全開で歌い切っていて、その迫力に私は(@0@)状態でした…。このCDでは、この時とは違う印象(可憐さがあります)。オケは来日時よりアグレッシブ。


曲はどれもヴィヴァルディ節が効いていて、《スターバト・マーテル》を思い起こさせるメロディーや、オペラアリアそのままといった様相。宗教曲という堅苦しさは微塵もありません。
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by marupuri23 | 2007-04-02 23:13 | early music | Comments(0)