2017年 10月 12日 ( 1 )

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ダンテのベアトリーチェ、書斎のステンドグラスから。
背景にはフィレンツェの鐘楼。

 友人、知人ら皆からお薦めされたポルディ・ペッツォーリ美術館へ。スカラ座からも近く、月曜日でも開館しているので、これ幸いと気軽に訪れた。こじんまりとして落ち着いた邸宅美術館だが、名画を多く所蔵しており、昨年に日本へ来たボッティチェリ《書物の聖母》とも再会。
 また、目もあやなヴェネツィアンレース&グラス、ペルシア絨毯、金銀の装飾品、彫刻、そして見事な時計コレクションなども目を楽しませてくれる。絵画や工芸品は、機会があれば日本へお越しいただけるが、建物自体となると難しいので、こうして貴族の私邸である室内装飾を味わうことができるのは嬉しいな、と。
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 宮殿の豪華絢爛さとは違う寛げる雰囲気がいい。ここでは、ロココの大きなパニエファッション(お姫様ドレス)ではなく、もっと近代的で軽やかなドレスが似合いそう。見どころは絵画(ヴェネツィア派も沢山)をはじめ語ればきりがないのだが、当主がよく過ごしていたという書斎は独特の味わいで、ダンテ《神曲》に因んだステンドグラスが鮮やか、ベアトリーチェが可憐なこと!当時としては随分モダンな感じを受ける。
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