梅雨が明けたような、連日の暑さ。昨日スペイン料理店でいただいたサングリア、氷で冷やされたフルーティな爽やかさに、ついつい量が進んでしまい…(あまり飲めないのに)。二日酔い気味となり仕事のキツい1日に。
今日は、ヴェイデン『最後の審判』の続きを。
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キリストの右手は百合の花を持ち上げており、選ばれた人を示しています。左側の下げられた手に書かれている文は「永遠の火に呪われた者は私から離れよ」。
そして屏風の右下部には天国に向かう人々が描かれています。穏やかで救われた表情。
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そして凄まじい迫力の地獄が左側に描かれています。この地獄落ちの人々の表情が圧倒的。
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当時の人々は、この真に迫った地獄絵図に震え上がったのではないでしょうか。
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昨年のちょうど今頃、ブルゴーニュのボーヌを訪れていました。もう一年経ってしまったのですね、早いものです。ボーヌの街で一番印象に残ったもの、それがオスピス・ド・ボーヌ(オテル・デュー)にあるこの衝立画、『最後の審判』。15世紀にフランドルの画家ヴェイデンによって描かれたものです。
これを観れただけでも、この街に来た甲斐がありました。それほど素晴らしい出来栄え。
もともとはオスピス・ド・ボーヌ内チャペルの祭壇上部に掲げてあったものですが、現在はこの絵のために専用の部屋が設けられており、近くでじっくりと眺めることができます。
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フランドル画、その細密さにはいつも驚嘆させられます。この画の前には、親切なことに「動く虫眼鏡」が設えてあり、それを覗き細かい部分まではっきりと見ることができました。聖ミカエルのマントの壮麗な装飾、地獄落ちの人々の苦悶の表情がリアルに迫ってきます。いつまでも絵の中に入り込んでいられそう。

中央上部にはキリスト、その足元には最後の審判を告げる4人の天使に囲まれた聖ミカエルがいます。手にした天秤で人々を測っているのです。
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「オスピス・ド・ボーヌの中庭から」
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今日のBGMはコッホのオーボエ&ベルリン弦楽合奏団によるレトロなバロック。ファッシュとルイエ作曲のもの。
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ボーヌのノートル・ダム教会の次は、観光目玉であるオスピス・ド・ボーヌを。貧しい人々のための施療院でした。ブルゴーニュ大公国フィリップ善良公の官房長ニコラ・ロランが私財で建て、ワインの収益で運営していたという、いかにも「ワインの首都」ボーヌらしい建物です。
屋根の菱型模様は、ブルゴーニュ独特のもの。フランドルから伝わったものだそうです。ここもバロック音楽祭の会場に。カウンターテナーのザッゾによるリサイタルがあり、ヘンデル&ヴィヴァルディのオペラアリアとカンタータというプログラムでした。美声を聴きたかったな…。
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「コンサートのリハーサル風景 ラ・プティット・バンド」
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今日は出勤時(7時)頃から雪がちらつき始めました。周りが徐々に雪化粧を纏っていくさまは、見慣れた風景も幻想的になり、しばし見とれてしまいました。帰宅後は食事をして、音楽を聴きながら日本刺繍という、いつもの日課。コジェナーのヘンデルアリア集を引き続き聴いていますが、素晴らしい出来栄えですね。
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ボーヌ・バロック音楽祭は初日の鑑賞(日程の都合でこれしか聴けず)。日本でもお馴染みラ・プティット・バンドによるバッハのカンタータ3曲。教会で聴くと、かなり音が反響するため、クリアに聴こえず辛い部分がありました。でも、こうした場所で好きなバッハを聴けるということ自体、貴重な体験ですし、町も素敵でしたので、1回で2度楽しめたような得した気分。演奏自体は予想がつく通り、今ドキのアグレッシブなものではありませんが、丁寧な演奏で、満足できるものでした。
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これはいい!と思ったのが、このスクリーン。席によっては舞台が見えにくいのですが、このスクリーンに舞台の模様が映し出されるようになっています。工夫していますね。
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今日はちょうど阪神大震災から13年目。犠牲者となった方々のご冥福を改めてお祈り致します。教訓を生かし、震災の被害を最小限に留められるようにしなければなりませんね。
私は疲れが溜まっていたのか、風邪でお腹を壊し38度の熱も出て!回復に努めています。今日はだいぶ持ち直し、横になりながら、久し振りのバロックオペラ《オルフェオ》を聴いていました。

気分転換に、ボーヌの報告続きを。バロック音楽祭の会場の一つが街の中心にあるノートルダム教会。12世紀に建てられたもので、ブルゴーニュ風ロマネスク様式。
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中に入ると、ちょうど今夜のコンサートのリハーサル中。ちょっと見学(^0^)&撮影。
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さて、めでたく世界一早く解禁となったボジョレー・ヌーボー。飲めない私にとっては関係無しとも言えるのですが、夏のブルゴーニュワインを思い出して、ボーヌの映像を載せたくなりました。
ボジョレーはブルゴーニュではなくローヌ・アルプ地方になりますが、地理的には近く、かなり広い地域を指します。ボジョレー・ヌーボーは南方面で作られたもの。その年の「新酒」ですが、フランスでは「プリムール」と呼ばれています。
ワインもブルゴーニュ産(白はシャルドネ、赤はピノ・ノワール)とは違い、軽やかな風味を生むガメイを使っているとのこと。

とあるカーヴに入ってみると、こんな感じ。ありすぎてクラクラします。とても静か、ワインでできた迷路のよう。
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ご丁寧にワイン産地の解説まで展示あり。こんなに細かく分かれているとは…、驚き。
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今日もしつこく《エドガール》を聴きながら日本刺繍をチクチク(^-^;)。この作品は失敗作とされたそうですが、とてもそのように思えない魅力的な作品。音楽的な構成は練られているように思えるのですが…。勢いのある熱っぽさでグイグイ押していき、最後の悲劇的な幕切れまで息をつかせません。3幕の前奏曲は《マノン・レスコー》にもある美しい前奏曲を思わせます、素晴らしい。タイトルロールはドミンゴですが、年齢を感じさせない熱唱。こうなるとプッチーニのデビュー作《妖精ヴィッリ》も聴きたくなってしまいます。

昨日がシャルドネの記事でしたので、今日は夏訪れたワインの首都、ボーヌのワイン達を。遥か予想を超えて、どこもかしこもワインだらけ、もう一生分のワインを観た気がします。とどめに宿も元カーヴ!そして鍵までワインボトル型!!飲めない自分をこれほど恨めしく感じたことはありません…。

オテル・デュー側のカーヴ。飲めないのに、いくつかフラッと入ってみました。見るだけだけど…。
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好きなワインをお試し飲みできます。
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10ユーロとお手頃なものから…、
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目の玉が飛び出るようなお値段のものまで、取り揃えておりますよ~。
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仕事はお休み、午後から日本刺繍教室へ。新しい作品は鼻緒。夕方からは仕事関係の葬儀に出席、バタバタとした1日でした。

昨日の続きで、たまたま立ち寄ったボーヌ街中のお惣菜屋さんを。一つ一つの品がとても綺麗。いくつか選んでお持ち帰りしホテルでいただきましたが、とてもおいしかった!小さいものでも、かなりボリュームがあり、お腹一杯に。新鮮な素材を使っていてサッパリとヘルシーなお味でした。
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ボーヌといえばワイン、これと合わせていただくともう最高なのでしょうが、私はお酒ダメなので(;-;)
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ボーヌのお菓子屋さん。一番右端のカリソン(白い菱形)はエクス名物でもあります。アーモンドペーストでできている独特の風味と歯ごたえ。お土産に山ほど求めてきましたが、周りの評判は「ハイチュウ(!)のよう」など、日本人にはあまり馴染めない味かも。
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↓これは迫力ありすぎて食べる勇気がありませんでした…。餡子が恋しい。
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町並み。南仏のエキゾチックな雰囲気とは異なる端整さ。
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