梅雨が明けたような、連日の暑さ。昨日スペイン料理店でいただいたサングリア、氷で冷やされたフルーティな爽やかさに、ついつい量が進んでしまい…(あまり飲めないのに)。二日酔い気味となり仕事のキツい1日に。
今日は、ヴェイデン『最後の審判』の続きを。
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キリストの右手は百合の花を持ち上げており、選ばれた人を示しています。左側の下げられた手に書かれている文は「永遠の火に呪われた者は私から離れよ」。
そして屏風の右下部には天国に向かう人々が描かれています。穏やかで救われた表情。
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そして凄まじい迫力の地獄が左側に描かれています。この地獄落ちの人々の表情が圧倒的。
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当時の人々は、この真に迫った地獄絵図に震え上がったのではないでしょうか。
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昨年のちょうど今頃、ブルゴーニュのボーヌを訪れていました。もう一年経ってしまったのですね、早いものです。ボーヌの街で一番印象に残ったもの、それがオスピス・ド・ボーヌ(オテル・デュー)にあるこの衝立画、『最後の審判』。15世紀にフランドルの画家ヴェイデンによって描かれたものです。
これを観れただけでも、この街に来た甲斐がありました。それほど素晴らしい出来栄え。
もともとはオスピス・ド・ボーヌ内チャペルの祭壇上部に掲げてあったものですが、現在はこの絵のために専用の部屋が設けられており、近くでじっくりと眺めることができます。
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フランドル画、その細密さにはいつも驚嘆させられます。この画の前には、親切なことに「動く虫眼鏡」が設えてあり、それを覗き細かい部分まではっきりと見ることができました。聖ミカエルのマントの壮麗な装飾、地獄落ちの人々の苦悶の表情がリアルに迫ってきます。いつまでも絵の中に入り込んでいられそう。

中央上部にはキリスト、その足元には最後の審判を告げる4人の天使に囲まれた聖ミカエルがいます。手にした天秤で人々を測っているのです。
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