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5月のOPERA NEWSはジャルスキーが表紙。
ミーハー的になってしまいましたが(^^;)、とても素敵に撮れていましたので、思わずこちらに挙げてしまいました。
舞台ではオーラ全開ですが、舞台を降りると、普通のお兄さんな感じで親しみやすい雰囲気。
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ヴィヴァルディ《狂気のオルランド》シャンゼリゼ劇場にて。ジェニファー・ラーモアと。コントラルトとカウンターテナー夢の共演。日本ではまず聴けません(;-;)

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ディドナートの表紙も(ファンです…)。
英国ロイヤルオペラ《ドン・ジョヴァンニ》での来日公演を心待ちにしていますが、本当に来ていただけるでしょうか…。
ホルテン(新国立《死の都》も彼)の新演出、2月に映像で観たばかり。最後の地獄落ちシーンが賛否両論でしょうか。ツェルリーナの描き方が面白かった。
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先ほどコンサートから帰宅しましたが、いまだ興奮冷めやらず…。
これぞ醒めながら見る夢のようで、ジャルスキー(カウンターテナー)の歌声に陶然となりました。
もちろんヴェニス・バロックもバロックオペラの陶酔を感じさせる名サポート、さすがというほかありません。こんなにうっとりとさせられたのは久し振り。

今回の来日公演はヴェニス・バロックと共演&ヘンデルとポルポラのアリアということで、喜んで出かけたのですが、聴けて本当に良かった…。
ジャルスキーは6年ぶりに聴きましたが、その当時は方向性が定まっていないような、まだ若いという印象が強かったです(当時の感想が残っていました)。
そこからここまで大成長を遂げていることに感嘆。自分のスタイルを確立し、すでに腰の据わった風格が感じられます。
研鑽を積まれてきたのでしょう、その姿勢は同世代として「自分も頑張らねば…」と思わされるものでもありました。本当にお見事でした。

ヴェニス・バロックは今までカルミニョーラとの共演で、ヴィヴァルディを中心に、実演でもCDでも幾度となく接してきましたが、なんといっても緩徐楽章が素晴らしく、いつもまるでヴェネツィアのゴンドラに揺られているような味わい…。
今回もそうした抒情的な曲での共演が、ジャルスキーの歌と相性ぴったりでした。様式は崩さす、その中でなんと豊かな抒情性を発揮していることか!
ポルポラによる愛のアリアの数々…、
“Si pietso il tuo labbro"「これほど憐み深く貴方の唇が」,
“Alto Giove"「いと高きジョーヴェさま」
愛を歌い上げるポルポラのアリアが、ここまで美しいとは思いませんでした。これはジャルスキーという人を得て、蘇った美しさであることに間違いないでしょう。

人を得て、今、時を超えて蘇るポルポラの世界。
その美に触れられたことが一番嬉しかったですし、得難い体験ができたことに感謝です。
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