今年も残すところあとわずか。
鑑賞生活においては、自分の観たいものを観て、聴きたいものを聴けてという、幸せな一年だったと思う。自分に正直に、好きなものを選んで生活できるということのありがたみを、しみじみと感じる。
もちろん、人生において思うようにならないこともある。それでも、こうして「鑑賞=生きる喜び」を味わえることは素晴らしい。

★今年聴いたもの、観たものををただ列挙しただけとなり…(オペラと演劇だけ、More参照)、今年はシェイクスピアの記念イヤーだったので、それなりに多かったなと。
あとは一昨年のウィーン・オリジナル版に続き、宝塚版の《エリザベート》。観るのは何回目になるんだか…。やっぱり好きだ。
そしてラモー!《プラテ》を日本でやってくれるだけでもありがたい。その音楽の魅力に、誰もが納得すると思う。それを伝えてくれただけでも十分(十分伝えてくれていたと思う)。ラモーのオペラの中では、最も親しみやすく、楽しめるものだが、様々なパロディー精神に満ちていて、知れば知るほど、興味の尽きない作品。
歌舞伎や文楽、能も1回~2回行くことができた。歌舞伎座年末の《鳴神》は錦絵そのままのこれぞザ・カブキで、前の席にいた外国の方は手を打って大喜び。隣のカップルのお兄さんはワンカップで一杯やりながら楽しそう。こうしたゆる~い雰囲気も芝居小屋らしくてとてもいい。来年はもう少し行きたい。

来年も新たな発見と喜びに満ちた年となりますように!
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台湾の朝ごはんは外食が基本、そのバリエーションも豊か。
朝から何を食べようかと迷ってしまうが、麺専門店へ。朝から麺なんて、台湾ならでは♪
タクシーで向かった先は「偉富麺館」。
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ゴマだれときゅうりの「涼麺」。
ゴマだれ美味!
この小さなサイズも朝にはちょうどいい。








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台湾式味噌汁の「味噌湯」。
見た目は、日本でもお馴染み豆腐とワカメの入った味噌汁だが、甘い!
でもとっても美味しい~。







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自家製肉味噌の「炸醤麺」。
コクのある赤味噌が効いてたまらない~。
麺が太目なのも合っている。
さすが、麺自慢の店だけある。

いかにも「台湾食堂」といった雰囲気がGOOD!
今回の旅行では、こうした食堂をあれこれと満喫。
一昔前の日本に戻ったような、懐かしさがある。
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先月のフランス・バロックオペラ《プラテ》に続き、今月は17世紀末のロンドンの劇音楽を味わいに。
バロック時代の雰囲気を再現すべく、無数のキャンドルで囲まれた舞台に、シノワズリの装飾が施されたチェンバロが佇む様子は、なんとも夢幻的で、それだけでも別世界へ。
その中で演奏される音楽は、「劇音楽の黄金時代」と呼ばれるのも納得の、ヘンリー・パーセルはじめ、弟のダニエル・パーセル、エクルズを中心としたプログラム。
エリザベス朝時代にシェイクスピアに代表される劇場文化が花開き、同時に劇音楽も様々に生まれましたが、時代の流れで埋もれていったのは致し方ないでしょう。

でも、古楽の演奏が盛んとなった今、演奏者自身が何度もロンドンの図書館に足を運んで発掘し、6名のアンサンブル(ヴァイオリンやリコーダー)の編成で演奏された曲の数々は、当時の劇場の熱気や活気が感じられ、それは生き生きとしたものでした。
とっても楽しかった!

ペプシュ《乞食オペラ》抜粋を聴くと、その親しみやすさと思わず踊りたくなるような楽しさに(だって曲名もダンシング・マスター!)、当時のヒットナンバーメドレーというのも納得。これではヘンデルが負けるのも仕方ないかも…。今でいう、クラシックと人気ポップスの違いと同じくらいに曲調の差がありすぎます。
今年は、この《乞食オペラ》に基づいたブレヒト&ワイルの《三文オペラ》も実際に観たので、参考になってよかった。

嬉しかったのは、大好きなコレッリの曲(ヴァイオリン・ソナタ作品5-3)も入っていたこと。いうまでもなくイタリア・バロックの大家ですが、イギリスでも大人気だったそうで、よく幕間の余興に演奏されたとのこと。
コレッリが演奏されると、一瞬でイタリアの風が吹き抜けていきます。

ロンドンの「劇場」をつかのま味わったひと時。
演奏自体もリコーダーの水内さんはじめとても見事なもので、是非、第二弾を望みます!!
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初めての台湾、台北への旅。
でも、旅の数日前から、なんということか、胃腸が不調…。
こんな状況では台湾グルメも満喫できないと、気分も冴えなかったが、台北で精進料理をいただいたり、連日のマッサージの効果か、なんと調子が元通りに!

というわけで、期せずして保養の旅となった台北滞在。
気分転換できたことが一番プラスだったかも。胃腸の不調はやはりストレスと思われ…(どうやら私はストレスが体に出るタイプのよう)。体がしんどいというより、精神がしんどかったのかと。

何しろ気候は暖かいし、食事もあっさり系(というか素材の味を生かした薄味)なのも、私には合っているようだ。グルメ三昧ではなかったものの、十分台湾を満喫し楽しい旅だった。
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台湾茶はそれこそ沢山いただき、その繊細な味わいの虜に。
問屋街の築100年という建物を改装した、クラシカルな茶藝館でのお茶も美味だった。
選んだお茶は「奇種烏龍茶」、炭火焙煎したもの。
味わいはコクがあり、しっとりとした甘さ。迪化街散策時での一息。
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