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 先週の休日に、いつもお世話になっている知人宅(秩父方面)へ同僚たちとお出かけ。快晴(猛暑ともいう…)の中、川辺でバーベキュー&ブルーベリー狩り。ちょこっと山にも登ったりして、久し振りに自然を満喫してリフレッシュ!自然遊びは最高♪
 バーベキューのナスも万願寺も自家製のもので、瑞々しい夏野菜たち。美味しくないわけがない。
 
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 ああ、小さい頃を思い出すなぁ。
 私は都会っ子だけど、小さい頃にはお盆の頃になると、父の故郷へ毎年のように訪れていた。奥深い山々に囲まれた、あれこそ本当に「日本の田舎」。毎日のように田んぼのあぜ道を通り近くの川まで行って泳いで、おやつには畑で採れたトウモロコシを食べて、川魚も美味しくって…。夜になると大人も子供も盆踊りだ。盆踊りは地方によって様々だが、父の所もまた独特の節回しで、方言もあって意味はさっぱり分からなかったが...。そうした記憶が強く残っているからだろうか、自然に囲まれるともう嬉しくて!特に山が好き。
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 もちろんブルーベリーも一つ一つ手で収穫。農薬ゼロ。大事に持ち帰って、朝食にヨーグルトと一緒にもぐもぐ。ああ、幸せ。
 在住の知人夫婦は退職後に都会から移り住んだのだが、憧れの「田舎暮らし」も、外から見るのと実際とは全然違くてね、とのこと。それなりの苦労があることはよく分かるが、こうして田舎暮らしを気前よくお裾分けしていただけると、本当にありがたい。感謝。

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 前回の記事で載せたCD「Dolce Vita」繋がりで…。「Dolce Vita(甘い生活)」といえば、あの映画のあの場面、トレヴィの泉を真っ先に思い浮かべてしまうけれど、そのトレヴィの泉での観光客のマナーの悪さに、25日からローマ市が規制強化に乗り出したと新聞に載っていた。マナー違反者には罰金が科されるそう!
 私が昨年ローマに行った際は、観に行くつもりはなかったのだが、パンテオンから急いで駅方面へ向かっている途中で、突然トレヴィの泉が現れてビックリ。いや、なにがビックリって、泉よりも観光客の多さに驚いた。大混雑で、私の前にいた女性は段差で滑って転倒。慌てて皆で助け起こしたけれど、危険…。
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 こんな感じで人がびっしり。規制強化のため、もう泉の縁に座ることはできません…。そういえば、「Dolce Vita」というイタリア語は無い、とのこと(イタリアの方が「甘い生活」って日本語でも無いでしょ、と)。フェリーニが創った言葉で、パパラッチもそうだとは初めて知った。実は映画、しっかり観ていないので(^^;ちゃんと観よう...。

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 夏本番のこんな暑い季節には、南イタリアを感じさせる熱い音楽を。
 ドイツのテノール、カウフマンによるイタリア歌曲集は、ナポリ民謡からイタリアン・ポップスまでと幅の広いもので、《帰れソレントへ》《カタリィ、カタリィ》等の曲からは、誰もが思い浮かべる「これぞ、イタリア」な雰囲気を味わうことができる。
 オーケストラはシチリアのパレルモ・マッシモ劇場管弦楽団、これが思わず笑ってしまうほどのコテコテのイタリア節とでもいおうか、歌謡ショー的な劇的演奏で凄いなぁと。肩の力を抜いて、ショー鑑賞気分で楽しませてもらった。
 カウフマンは明るく抜けるような声ではないけれど、ダークな声質を生かした情熱的な歌いっぷりで、曲の盛り上げ方が上手く、嵌まっている感じ。

 収録曲では《Il Canto》が素敵だった。2003年にパヴァロッティのアルバムのために書き下ろされたもの。《タイム・トゥ・セイ・グッバイ》と雰囲気が似ていて、切なさと新たな旅立ちを併せ持っているところがいい。
 この曲の最後、Vieni,vieni via con me!のフレーズを、こんな感じで歌われたら(答えはもちろんSi!Certo!いえ、この方のファンではないのですが...)クラクラしてしまうかも…。

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by marupuri23 | 2017-07-19 22:37 | CD | Comments(0)
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 昨年、システィーナ礼拝堂でガイドブック(ミケランジェロの本)と双眼鏡を手にしてフレスコ画に見入っていた際、近くにいた方から「ガイドブックを見せてほしい」と話しかけられた。ガイドブックを手渡して「どこからいらしたのですか?」と尋ねてみると「アルゼンチン」との返事。そうだ、現ローマ法王フランシスコはアルゼンチン出身だったな、と思いがよぎったものの、あまりおしゃべりをしてはいけない場所だったので、残念。

 そんな思い出もあったので、ダニエーレ・ルケッティ監督の《ローマ法王になる日まで》を鑑賞。法王フランシスコの若かりし頃を中心に描いた伝記映画だ。こうした伝記映画は「作られた物語」という面があることは否めず、その内容に縛られてしまうことを恐れて、あえて「観ない」という方もいるだろう。私もよほど思い入れがあれば観ないという選択をしただろうが、カトリック(キリスト教徒)ではないし、好奇心の方が勝って映画館へ。

 撮影のほとんどをアルゼンチンで行ない、アルゼンチンの役者にスペイン語でという力作。圧巻が1976年からの軍事独裁政権での状況で、背筋が凍った。それは「汚い戦争」と呼ばれ、3万人が死亡または行方不明となった暗黒時代である。そうした過酷な状況でのホルヘ・べルゴリオ神父(フランシスコ法王)を、苦悩して行動を選択していく人間の姿として描いているところが、良かったなぁと。
 ルケッティ監督は、無宗教の立場で扱ったそうだが(ご自身はカトリックではないとのこと)、べルゴリオ神父を含む人々と独裁政権との闘いについて、宗教や信仰、無信仰、カトリックか否かを超えた普遍的なプロセスを描いたと語っている。アルゼンチンへの理解を深めることができたのも、大きな収穫だった。
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ヴァティカン博物館のお土産コーナーにて。
パーパ(papa ローマ法王)もいらっしゃいました。

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 人生の意味とは愛し愛されることだ、と感じさせてくれる映画。人を愛することは、人生を照らす光。そのことを声高に謳い上げるのではなく、むしろ淡々とした語り口。ストーリーが進むごとに、ジワジワと幸福感に満たされ、最後は大団円!こうでなくっちゃ♪
 映画の舞台は、これほどまでに恋人たちの姿が似合う街はないだろうと思われるヴェネツィア。ロマンティックを絵に描いたようなところだが、ソルディーニ監督は「これぞ、ヴェネツィア」という撮り方をしない。旅人であるヒロインを取り巻くヴェネツィア住人の視点から、日常風景を描いている。それは迷宮のような路地に小さな広場の井戸、そして運河にかかる橋。いわゆる名所と呼ばれる場所は映っていないが、そこは、やはりヴェネツィア以外の何処でもない。
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 昨年9月、ヴェネツィアにて(劇場から宿に帰る途中、橋の上で)

 ヒロインと恋に落ちるヴェネツィア住人フェルナンド(ブルーノ・ガンツ)が、アリオスト『狂えるオルランド』を暗唱する場面がある。オルランドがメドーロとアンジェリカが結ばれたことを知って狂い悶えるハイライトシーンだ。恋は人を狂わせるもの、思ってもみなかった自分が現れる。そう、アモーレ(愛の神)の技は、過去から現在に至るまで、かくも強烈なのである。

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