<   2018年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

e0036980_23253543.jpg
 聴かなくてはと思っている音楽作品は多いけれど、集中する時間がなかなか取れないため、今年の聴き始めはBGM感覚でチョイス。すでに聴いているものだが、こちらを選んだのは、大好きなターナーの作品が表紙になっているから。
 このターナーによる《奴隷船》は奴隷虐殺事件を描いたものであろうとのことだが、そうした解説がないと内容を読み取るのは難しいかも。太陽に照らされる様々な光の色合いは、色彩の魔術師とも呼びたいような幻想感に溢れている。
 ジョルディ・サヴァールによるレーベルは、どれも凝った造りで目を楽しませてくれるが、もちろん演奏も素晴らしい。このアンサンブルが持つ独特のギャラントさは、バロック音楽にうってつけ。特にフランス・バロックでは力強い野性味までも感じさせてくれるのが嬉しい。当時(太陽王ルイ14世の時世など)はきっと、こんな雰囲気だったろうというリアルな肌触りがある。
 こちらのCDでは、特にテレマン《水上の音楽、ハンブルクの潮の満干》が気に入った。フランス風序曲に始まり、サラバンド、ブーレーと続く組曲。こうした華麗なテレマン、もっと聴きたいなぁ。

[PR]
by marupuri23 | 2018-01-03 00:11 | CD | Comments(0)
e0036980_00302369.jpg
明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして、佳き年でありますよう、お祈り申し上げます。

 こちらの毛フサフサで眼差しが癒しに満ちた愛らしい犬は、ポッライオーロ兄弟(Antonio&Piero Benci detto il Pollaiuolo)による《大天使ラファエルとトビアス》から。トリノ・サバウダ美術館の目玉作品の一つで、フィレンツェにて1465年~1470年に制作されたもの。同じ構図で描かれているものが、この時代は多くて、犬は犬でも日本産とは違う…(マルチーズかな?)。
e0036980_01091703.jpg
 人物はもちろん、犬やトビアスが持つ魚、風景など、細部にわたる精密な描写に感心。トビアスは貴族的な優美さが際立っていて、洗練された雰囲気、くっきりと華やかなオーラを放ちパッと目を惹く。こうした感じがフィレンツェっぽいのかな。

[PR]