矢来能楽堂での鑑賞前に、毘沙門さまへ(👆は元旦時のもの) こちらの絵馬は寅。「いざや二つの絵馬を懸けて、万民楽しむ世となさん」
今年は年女、そして、毎年お参りしている神楽坂の毘沙門さまも年男なのである。12年に1度巡ってくる貴重な機会に、毘沙門さまに間近で御目文字叶い、また、見守られながら御祓いもしていただき、縁起のよい年初め。
その元旦から9日目に、毘沙門さま近くの矢来能楽堂へ。今年の舞台始めは、この能楽堂での脇能である。
今日の番組は《絵馬》。伊勢神宮が舞台で、この時期にふさわしいもの。天照大神らによる「天の岩戸隠れ」が再現され、厳かな中にも新年らしい華やかさだった。
絵馬を掛ける=願いを懸ける、ということで、今年はより多くの上演が叶いますように、と願いを込めながら味わっていた。