
王宮内の武器博物館からカステッロ広場を、そして滞在中の宿を臨む。
トリノは、美しかった。

世界遺産であるサヴォイア王家の宮殿には、欧州随一といわれる武器博物館がある。これが凄い迫力で、芸術品なみの甲冑や武器に目の玉が飛び出そうになる。騎士が馬にまたがっているのがリアルで、今にも動き出しそう、中世にタイプスリップした感覚に。しかし重そう、実際に動けたのだろうかと。

そして、お馬さんまでもが重そうなのである。人間も馬もこれでは、身に付けた感覚が想像できない(辛そう)。見た目はもちろんカッコイイのだが(凄いデザイン…アヴァンギャルドだ)。

…手の先までがこんななの。ここまでくると絶句。いくら見ていても飽きない、時を忘れてしまう。