バルナバ・ダ・モデナ《聖母子》

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 聖夜も近づいてきたので、トリノのサバウダ美術館で出会った聖母子を。
 バルナバ・ダ・モデナの聖母子の中でも、美しい作品の一つではないだろうか。1370年に制作されたもの(サインがある)で、トリノに近いリヴォリの聖ドメニコ教会にあったもの。バルナバ・ダ・モデナは主にジェノヴァで活躍し、ピエモンテでも高い成功を収めているというご当地画家で嬉しい。マダマ宮殿にあるものよりも保存状態がよく、魅了されてしまう。
 ビザンティンの伝統と当時発展していた様式のゴシックが入り混じったスタイルは、神秘的な雰囲気。彫像のような厳かさのある聖母子を眺めていると、不思議と心落ち着く。
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