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2018年鑑賞(演奏会&美術展等)振り返り

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7月のカプリ島、青の洞窟にて
自然の妙技による鮮やかな青さに惹き込まれる

 今年も何とか無事に乗り切ることができて一息。
 社会で働いている以上、仕事中心の毎日なのは当然。そして趣味と気分転換を兼ねた定期レッスン(ピアノや語学)をコツコツ。生活の基盤となる家庭生活も手を抜きたくない、とは思うものの、実際は抜き放題(!)…。ここは夫にだいぶ助けられており、ありがたいパートナーに感謝である。
 歳を経て社会的な責任が増大していくのと反比例して、非日常の楽しみである演奏会や美術鑑賞等々は年々少なくなっていく傾向にある。優先順位でいくと自然な流れで、また好きなことや興味を惹かれることは他にもあるのだから、今後の鑑賞生活はさらにマイペースとなりそうだ。
 とはいえ、一年の振り返りを(下部Moreに一覧を記載)。

 演奏会(国内)ではロト指揮のレ・シエクル、そしてバッティストーニ指揮《メフィスト―フェレ》がなんといっても印象的だった。ヒューイットの平均律1巻&2巻は、バッハを弾くうえでも得たものは大きかったし、アントニーニ指揮のハイドンは楽しかった!
 そして、オペラ上演に接することは大きな歓びであることに変わりないのだが、今年はイタリア・オペラへの偏りが顕著で、自分でも唖然。海外で聴いたものやライブビューイングを含めると、ヴェルディ7上演、プッチーニ6上演、ロッシーニ2上演、フェッラーリ、ボーイト。それ以外はヘンデル(オラトリオ)とドイツもののツィンマーマン《白い薔薇》(静かな問いかけが感動的だった)、モーツァルト《魔笛》のみ。
 これは、鑑賞が偏っているというよりも、イタリア・オペラ自体の上演が多いからということもあるとは思うが…。

 美術鑑賞ではフィレンツェやナポリで観たものは別として、素晴らしかったのがルーベンスの回顧展(国立西洋美術館)。西洋美術のスタンダード・スタイルの王道である、必見(これを企画していただき感謝)。
 ほか、国内の小さな美術館でゆったりと観れる工芸系の展示は贅沢気分。でも、アンティーク・レースの展示を観たあとに、自宅に戻ってヴェネツィアで求めたレースを見ると、なんだか違う感じではないか…(ショック)。

 映画ではGWのイタリア映画祭で上演された「シシリアン・ゴースト・ストーリー」が名作。実際に起きたマフィアによる誘拐事件を元にしている。この事件はイタリア中を震撼させ(社会的に大きな話題となった)、マフィア対策を前進させたものの一つである。
 現在都内でロードショー中。内容は言葉を失うほどの悲惨さであるが、シチリアの自然を含めた映像の美しさは特筆ものである。お勧め。

 長々と書き連ねてしまったが、これで気持ちも一区切り。
 皆さま、どうぞよいお年をお迎えください!




【演奏会&オペラ】
・第15回ヘンデル・フェスティバル・ジャパン:ヘンデル《テオドーラ》
都響 第848回定期演奏会C:ミュライユ:告別の鐘と微笑み~オリヴィエ・メシアンの追憶に、メシアン:トゥーランガリラ交響曲
新国立劇場オペラ研修所終了公演:フェッラーリ《イル・カンピエッロ》
宝生流企画公演:夜能《船弁慶》
ラ・フォル・ジュルネ2018
 兵庫芸術文化センター管弦楽団:0歳からのコンサート
 アンサンブル・オブシディエンヌ(古楽アンサンブル):中世の伝統歌Ⅱ
 ピエール・アンタイ(チェンバロ):ソワレ・スカルラッティ
大阪国際フェスティバル2018:ロッシーニ《ラ・チェネレントラ》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ):J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻
東京交響楽団 第660回定期演奏会:ヘンツェ 交響的侵略~マラトンの墓の上で~、ツィンマーマン《白い薔薇》
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル:ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー
宝塚歌劇《エリザベート》
ラミン・バーラミ&ダニーロ・レア(ピアノ):バッハとジャズが出会う時
ローマ歌劇場:プッチーニ《マノン・レスコー》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ):J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集第2巻
新国立劇場:モーツァルト《魔笛》
読売交響楽団 第211回土曜マチネ:ヴィヴァルディ、バッハ、ハイドン(指揮ジョヴァンニ・アントニーニ)
東フィル 第912回サントリー定期:ボーイト《メフィスト―フェレ》
フランコ・ファジョーリ&ヴェニス・バロック:ヘンデル オペラ・アリア名曲集
ヴェニス・バロック・オーストラ:オール・ヴィヴァルディ・プログラム
新国立劇場:ヴェルディ《ファルスタッフ》
都響スペシャル 2018「第九」

【美術展】
ルネ・ラリックの香水瓶:松濤美術館
ルドルフ2世の驚異の世界展:Bunkamuraミュージアム
ボストン美術館所蔵~パリジェンヌ展:世田谷美術館
プラド美術館展:国立西洋美術館
ルーブル美術館展:新国立美術館
アンティーク・レース展:松濤美術館
ミケランジェロと理想の身体:国立西洋美術館
江戸名所図屏風と都市の華やぎ:出光美術館
手塚治虫記念館
古伊万里植物図鑑展:戸栗美術館
・カール・ラーション展:損保ジャパン日本興亜美術館
ルーベンス展:国立西洋美術館
海を渡ったニッポンの家具展:リクシル・ギャラリー
フィリップス・コレクション:三菱一号美術館

【映画】
ダンシング・ベートヴェン
METライブビューイング《トスカ》
METライブビューイング《皆殺しの天使》
英国ロイヤルオペラシネマ《リゴレット》
METライブビューイング《ラ・ボエーム》
英国ロイヤルオペラシネマ《トスカ》
シチリアン・ゴースト・ストーリー
・愛と銃弾
METライブビューイング《ルイザ・ミラー》
英国ロイヤルオペラシネマ《マクベス》
アート・オン・スクリーン「ミケランジェロ」
METライブビューイング・アンコール《エルナー二》
METライブビューイング・アンコール《セミラーミデ》
METライブビューイング《サムソンとデリラ》
METライブビューイング《西部の娘》
英国ロイヤルバレエシネマ《うたかたの恋》
イングリッシュ・ナショナル・バレエシネマ《アクラム・カーン版 ジゼル》

by marupuri23 | 2018-12-31 14:29 | イタリアへの旅 2018 | Comments(0)