再会、ヴァイデン~《BWV125 平安と喜びのうちにわれ逝かん》
これもシメオンのエピソード(キリストの神殿奉献)に基づく内容ですが、ボーヌで出合ったあの衝撃的なヴァイデンの手による神殿奉献画を見つけました。
実際に観て度肝を抜かれたヴァイデン、このタッチは間違いなく彼。もっといろいろと彼の作品を観てみたいものです。
このカンタータは、死が滅ぼされ、信仰によって救済が得られることを綴っていきます。「死」が滅び、言い表せないほどの光が世界を満たす…、というテノールとバスの二重唱、喜びに満ちたメロディーで心に残ります。